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第72回春季東海地区高校野球大会の組み合わせ

 第72回春季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が13日、名古屋市内であった。岐阜、静岡、愛知、三重から各県大会の上位2校、計8校が出場する。

 岐阜城北(岐阜1位)の秋田和哉監督は「強豪と試合ができるし、(出場校で)公立校はうちだけなので、ひと暴れしたい」。中京(同2位)は昨秋から2季続けて県大会準優勝で、山下勝弘部長は「夏に向けて自信をつけたい。優勝をめざして頑張る」と意気込んだ。

 静岡勢はともに春季東海大会初出場。聖隷クリストファー(静岡1位)の加茂勇作部長は「(県大会で)いい結果が出ているが、足元を見つめ直す。我慢強く戦う」。桐陽(同2位)の新井晶登監督は「昨秋からの成果をどれだけ出せるかどうか。最少失点で抑えて、攻撃につなげたい」と語った。

 豊川(愛知1位)は中西、平野の両投手が軸。長谷川裕記監督は「昨秋から東海制覇を目標にしてきた。目の前の試合に勝ち、優勝を狙う」。東邦(同2位)の山田祐輔監督は「昨秋は地区予選で敗れ、ゼロからチーム作りをした。エースの久田を中心に最少失点で切り抜けたい」と気を引き締めた。

 津田学園(三重1位)は149キロ左腕の桑山が投手陣の柱で、佐川竜朗監督は「2番手以降の継投をどう刻んで乗り切るかをテーマにしたい」。三重(同2位)の西川明副部長は「自分たちが全国レベルでどれくらい通用するのか確認できたら。1番を打つ加藤がキーになる」と語った。

 大会はダイムスタジアム伊勢(三重県伊勢市)と津球場(津市)で24日に始まり、決勝は27日午後0時半からダイムスタジアム伊勢で予定されている。1回戦の敗者は25日、津球場で5位決定戦を行う。

 当日券は一般700円、高校生200円、中学生以下は無料。5位決定戦は無料。前売り券は一般1000円で、当日券より30分早く入場できる。

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 24日に行われる1回戦の対戦カードは次の通り。試合開始は①が午前10時、②が午後0時半の予定。

 【ダイムスタジアム伊勢】①聖隷クリストファー(静岡1位)―三重(三重2位)②岐阜城北(岐阜1位)―東邦(愛知2位)

 【津球場】①津田学園(三重1位)―中京(岐阜2位)②豊川(愛知1位)―桐陽(静岡2位)

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